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サロンで染めたばかりの髪色が、気づけば明るく抜けている。カラー代はしっかり払っているのに、シャンプーやトリートメントは家にある普段のもの……という人、多くないですか?
でも実は、それが多数派のようです。ウエラの調査(過去1年にヘアカラーをした18~65歳の女性588人)では、約7割が「色持ち」を期待する一方、カラーケア製品を使っているのは約3割にとどまりました。
このギャップを埋めるために、ウエラがヘアケアブランド「アルタイム(ULTIME)」から出したのがカラーヘア向けのライン“カラー”。褪色の要因を4つに分け、それぞれに専用のアイテムを用意した設計が特徴なんです。
・アルタイム“カラー”は10月1日発売のカラーヘア向けラインで、シャンプー・トリートメントなど5品で構成されている
・褪色の要因を熱・紫外線、水、pHバランス、金属イオンの4つに分け、要因ごとに対応アイテムを用意している
・全部そろえる必要はなく、自分の生活でどの要因が大きいかを考えて、優先順位をつけて選ぶのが現実的
アルタイム(ULTIME)“カラー”とは?10月1日発売のカラーヘア向け5品
アルタイム“カラー”は、ウエラジャパンが10月1日に発売したカラーヘア向けのヘアケアラインです。シャンプー、トリートメント、洗い流さないマスクなど5品で構成されています。
メーカーは全国のヘアサロンと正規取扱オンラインショップでの販売を案内しています。取扱店は公式サイトで確認してください。価格も公式サイトの表示をご確認ください。
アルタイムは、ウエラが日本に導入したグローバルのヘアケアブランドです。これまでにダメージケアの“リペア”、くせ・広がりに対応する“スムース”を展開しており、“カラー”は3本目のラインにあたります。リペアのミストタイプのアウトバスアイテム“ミラクルヘアトリートメント”は売れ行きが好調。オイルやクリームとは違う剤形なので、スタイリストが提案しやすいことが支持の理由だそうです。
「イルミナカラー」と組み合わせたサロン店販の狙い
ウエラは「イルミナカラー(ILLUMINA COLOR)」を代表とするサロンカラーを強みとするメーカーです。カラー施術で接点のあるお客さんに、“カラー”ラインを自宅でのケアとして勧め、店販を広げるのが今回の狙いといえます。一般にも知られたイルミナカラーと組み合わせれば、スタイリストも勧めやすいと同社はみています。
また、報道によると、新ラインはサロン側が利益を確保できるマージン設計を採用しています。
ここから読者に関係するのは、このラインを勧められるタイミングが「カラー直後」に集中することです。染めたその日に勧められて、勢いで5品まとめて買う、というのはよくある流れです。その前に、どれが自分に必要かを知っておく価値は大きいと編集部は考えます。
「ブランドでルーティンをそろえる」流れと重なる設計
米WWDは、Amazonの美容カテゴリーについて、消費者が単品を試し続けるよりも、信頼できるブランドの製品で一貫したルーティンを組む傾向を強めていると報じています。アルタイム“カラー”の「要因ごとに1品ずつ当てる」構成も、ラインでそろえて使う前提の設計と読めます。
ただ、裏を返すと、仕組みを理解しないまま全品そろえれば出費がかさむ設計でもあります。次のセクションでは、4つの要因と各アイテムの役割を対応させて整理しました。
カラーが抜ける4つの要因とアルタイム“カラー”の対応アイテム
アルタイム“カラー”は、褪色の要因を熱・紫外線、水、pHバランス、金属イオンの4つに分け、それぞれに対応する製品を用意したラインです。製品を選ぶ前に、まず要因と製品の対応を把握しておくと迷いません。
カラーの褪色につながる要因を熱・紫外線、水、pHバランス、金属イオンの4つに整理し、それぞれに対応する商品をそろえた。
出典: WWDJAPAN報道(2026年10月)/発売告知: PR TIMES
| 褪色の要因 | 対応アイテム | タイプ | 使うタイミング | 主なポイント |
|---|---|---|---|---|
| 熱・紫外線 | ミラクルシャインスプレー | 仕上げ用スプレー | スタイリングの仕上げ | UVフィルター・パンテノール配合 |
| 水 | ミラクルリーブインマスク | 洗い流さないマスク | シャンプー後・乾かす前 | 洗い流さないタイプで、すすぎの回数を減らせる |
| pHバランス | ミラクルカラーシーラー | 酸性トリートメント | カラーリング後 | カラー後に使う酸性トリートメント(使用部位・頻度は現品表示を確認) |
| 金属イオン | サルフェートフリーシャンプー | シャンプー | 毎日の洗髪 | 金属イオンへの対応を狙った技術(メーカー説明) |
| 金属イオン | デイリートリートメント | トリートメント | 毎日のシャンプー後 | 金属イオンへの対応を狙った技術(メーカー説明) |
「熱・紫外線」と「水」への対策
メーカーは熱や紫外線を、褪色につながるストレスの一つに挙げています。仕上げ用の“ミラクルシャインスプレー”はこの要因を担当するアイテム。UVフィルターとパンテノールを配合し、メーカーの製品説明では、紫外線と230度までの熱から髪を保護するとされています(高温でのアイロン使用を勧めるものではありません)。
見落とされやすいのが「水」です。髪は濡れると膨らみ、その状態で揉んだりすすいだりするたびに、内部の色素が外へ流れ出しやすくなります。“ミラクルリーブインマスク”は、シャンプー後になじませてそのまま乾かす洗い流さないヘアマスク。洗い流すトリートメントの代わりに使う場合はその分のすすぎを省け、髪が水に触れる回数を減らすという発想です(シャンプーのすすぎは通常どおり必要です)。
成分を足すのではなく、髪を濡らす時間を引き算するアプローチ。ほかのアイテムとは考え方が違う点として押さえておきたいところです。
「pHバランス」と「金属イオン」への対策
カラー剤は一般にアルカリ性で、施術直後の髪はアルカリに傾いた状態になります。そのままにすると髪の表面が開きやすく、色が抜ける原因になりかねません。“ミラクルカラーシーラー”はカラー後に使う酸性トリートメントで、pHバランスを整え、カラーの定着と色持ちをサポートします。メーカーはカラーリング後に使う酸性トリートメントとして紹介しています。頭皮への使用部位や使用量・頻度は、現品の表示を確認してください。
金属イオンには、“サルフェートフリーシャンプー”と“デイリートリートメント”を中心に対応しています。メーカーによると、シャインスプレーを除く4品には金属イオンへの対応を狙った技術が採用されています。ただし単品での色持ちの程度は示されていません。さらに“ミラクルリーブインマスク”と“ミラクルカラーシーラー”にも、金属イオンに対応する成分が入っています。
アルタイム“カラー”の使い方と選び方|シャンプー・トリートメントの優先順位
アルタイム“カラー”は、メーカーの「要因別」の整理を「いつ使うか」の時系列に並べ替えると、使い方がひと目でわかります。編集部で組み直した順番は次のとおりです。
| タイミング | アイテム | 担当する要因 |
|---|---|---|
| カラー直後 | ミラクルカラーシーラー | pHバランス・金属イオン |
| 毎日の洗髪 | サルフェートフリーシャンプー | 金属イオン |
| シャンプー後 | デイリートリートメント | 金属イオン |
| 乾かす前 | ミラクルリーブインマスク | 水・金属イオン |
| 仕上げ | ミラクルシャインスプレー | 熱・紫外線 |
5品全部そろえないとダメ?
ラインで並んでいると「全部使わないと意味がないのでは」と思いがちですよね? 実際には、自分の生活でどの要因の影響が大きいかで優先順位をつけるのが合理的です。
- アイロンやコテを毎日使う人: 熱・紫外線に対応する“ミラクルシャインスプレー”が先
- 毎日シャンプーして髪を濡らす回数が多い人: 水と金属イオンに対応する“ミラクルリーブインマスク”が候補
- サロンカラーの頻度が高い人: 施術後の“ミラクルカラーシーラー”を軸にする
- 今のシャンプーを替えるつもりがある人: “サルフェートフリーシャンプー”から入る
4つの要因のうち、どれがどの程度色落ちに影響するかの比較データは公表されていません。そのため、編集部の整理は「どれが一番効くか」ではなく「自分の生活で避けられない要因はどれか」が基準。毎日の洗髪は誰にとっても避けられないので、水と金属イオンに対応するとされるアイテムは優先度の候補になります。
熱を「避ける」ケアと「利用する」ケアの違い
熱に対する考え方は、ほかにもあります。同じ時期にWWDJAPANが報じたサロン発のスタイリング剤には、熱に反応する補修成分や形状記憶成分を使い、アイロンの熱を利用してスタイルを保つ設計のものがありました。
アルタイムの“ミラクルシャインスプレー”は、熱と紫外線から髪を守る側の発想です。色持ちを最優先するなら守る設計、スタイルの持ちを重視するなら熱を利用する設計、という分け方で考えると選びやすくなります。
よくある質問
アルタイム“カラー”について、発表内容から答えられる疑問をまとめました。
アルタイム“カラー”はどこで買える?
メーカーは全国のヘアサロンと正規取扱オンラインショップでの販売を案内しています。取扱店は公式サイトで確認してください。
アルタイム“カラー”は何品ある?
シャンプー、トリートメント、洗い流さないマスク、カラー後の酸性トリートメント、仕上げ用スプレーの5品です。
ミラクルリーブインマスクは洗い流す?
洗い流しません。シャンプー後に髪になじませ、そのまま乾かすタイプです。洗い流すトリートメントの代わりに使えば、その分のすすぎを省ける設計です(シャンプーのすすぎは通常どおり必要です)。
ミラクルカラーシーラーは頭皮にも使える?
メーカーはカラーリング後に使う酸性トリートメントとして紹介していますが、頭皮への使用方法や頻度は確認できませんでした。現品の表示を確認してください。
ミラクルシャインスプレーは熱から髪を守る?
メーカーの発表では、UVフィルターとパンテノールの配合により、紫外線と230度までの熱から髪を保護するとしています。
アルタイムには“カラー”以外のラインもある?
ダメージケアの“リペア”と、くせ・広がりに対応する“スムース”があります。リペアのミストタイプのアウトバスアイテム“ミラクルヘアトリートメント”は売れ行きが好調だそうです。
まとめ|アルタイム“カラー”の選び方
「せっかく染めたのに、すぐ色が抜ける」という悩みは、ケアの量より選び方の問題であることが多いのでは? アルタイム“カラー”は、その選び方を4つの要因で示してくれるラインです。
- 褪色の要因は熱・紫外線、水、pHバランス、金属イオンの4つ
- 熱・紫外線は“ミラクルシャインスプレー”、水は“ミラクルリーブインマスク”が担当
- pHバランスはカラー後の“ミラクルカラーシーラー”が担当
- 金属イオンは“サルフェートフリーシャンプー”と“デイリートリートメント”が中心
洗い流さないケアを取り入れたい人には“ミラクルリーブインマスク”が候補です。ただし単品での色持ちや、5品間の優劣を示す比較データは確認できないため、使い方と予算に合わせて選んでください。サロンカラーの頻度が高く、カラー直後のケアを重視するなら“ミラクルカラーシーラー”も検討できます。
この記事で紹介したおすすめアイテム
| 製品名 | おすすめの理由 |
|---|---|
| ウエラ アルタイム カラー ミラクルリーブインマスク | 洗い流さないタイプで、金属イオンに対応する成分も配合(メーカー説明) |
| ウエラ アルタイム カラー ミラクルカラーシーラー | カラー後に使う酸性トリートメント。使用部位・頻度は現品表示を確認 |
| ウエラ アルタイム カラー ミラクルシャインスプレー | UVフィルターとパンテノールを配合。アイロンを毎日使う人の熱・紫外線対策に |
次にサロンでカラーをするときは、施術後に勧められる前に「自分はアイロン派か、洗髪回数が多いか」を決めておきましょう。そうすれば、必要な1〜2品だけを落ち着いて選べます。
なお、髪や頭皮の状態、色持ちの感じ方には個人差があります。使用前には製品の表示を確認してください。
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執筆・編集: 美容図鑑編集部 / 公開日: 2026-10-03 / 最終更新: 2026-10-03
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