ファルテア(FERTHÉA)とは?リポソームの仕組み・化粧水と美容液の違い・肌悩み別の選び方【2026】

FERTHÉA(ファルテア):ファルテア(FERTHÉA)とはに関する記事のアイキャッチ画像 - FERTHÉA(ファルテア) スキンケア

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ドラッグストアで見かけた「ファルテア」というスキンケア。パッケージに「リポソーム」と書いてあっても、何がすごいのかピンとこない人は多いと思います。化粧水と美容液のどちらを買えばいいのかも、気になるところですよね?

ファルテア(FERTHÉA)とは、クラシエが2026年9月11日に発売したスキンケアシリーズです。「リポソーム発酵ドリップ™」を配合しています。クラシエは、指定した5成分の組み合わせについて、Mintel社データベースを用いた2026年5月時点の自社調査に基づき「世界初」と説明しています。ただ、注目したいのは成分名そのものよりも、プチプラの価格帯で「リポソーム」を正面から打ち出したことのほうです。

この記事では、美容図鑑編集部が「リポソームとはそもそも何か」「ナノエマルションやラメラ構造など、ほかの“成分を届ける技術”と何が違うのか」「全成分表示のどこを見ればいいのか」を整理しました。そのうえで、肌悩み別の選び方、セルフチェック、朝夜の使い方のタイムテーブルまでまとめています。なお、各品の容量・個別価格・配合成分の詳細など、編集部が一次情報で確認できていない点は推測で書かず、確認できていない旨を明記しています。

この記事の要点
・ファルテアは、2種の発酵成分を多層リポソームに内包した「リポソーム発酵ドリップ™」を配合したクラシエのスキンケアシリーズ
・リポソームとは、生体膜と同じリン脂質二重層でできたカプセルのこと。メーカーが公開する構造や試験条件を確認したい
・ラインナップは保湿ローション(化粧水)・保湿セラム(美容液)・保湿クリームの3品。化粧水→美容液→クリームの順に重ねる
・ほかの浸透技術との比較表、全成分表示のチェックポイント、肌悩み別ガイドとセルフチェックで「自分にどれが合うか」を判断できる
  1. ファルテア(FERTHÉA)とは:一言で言うと
    1. クラシエのスキンケアとしての位置づけ
    2. 価格帯はプチプラ
  2. リポソームと「リポソーム発酵ドリップ™」の仕組み
    1. リポソームはなぜ「カプセル」になるのか
    2. 単層リポソームと多層リポソームの違い
    3. リポソームはいつから知られている技術か
    4. リポソームが化粧品で扱いにくい理由
    5. リポソーム化粧品を選ぶときの見方
    6. リポソーム発酵ドリップ™は何が新しいのか
  3. 成分を「届ける」技術の比較:リポソーム・ナノエマルション・ラメラ構造
  4. 「リポソーム」と「リポソームっぽいカプセル」の違い
  5. 全成分表示で見るポイント(成分解析)
    1. リン脂質系の成分
    2. 膜を安定させる成分
    3. 発酵成分の表示名
    4. 全成分表示の読み方の基本
  6. ファルテアの化粧水と美容液の違い
    1. 一般的な化粧水・美容液・クリームの違い
    2. どれを選ぶべきか
  7. 肌悩み別ガイド:あなたに合うファルテアの取り入れ方
  8. セルフチェック:ファルテアを試す前に確認したいこと
  9. スキンケアでのファルテアの使い方
    1. 朝と夜の基本手順
    2. 朝・夜のタイムテーブル
    3. 重ねづけをきれいになじませるコツ
    4. 手持ちのアイテムと組み合わせる場合
  10. リポソーム化粧品のよくある誤解
    1. 誤解1:リポソームなら肌の奥まで届く
    2. 誤解2:リポソーム配合なら誰にでも合う
    3. 誤解3:価格が高いリポソーム化粧品ほど効果が高い
  11. まとめ|ファルテアはリポソーム発酵ドリップ™配合の3品
    1. この記事で紹介したおすすめアイテム
  12. よくある質問(FAQ)
    1. ファルテア(FERTHÉA)はどこのメーカー?
    2. リポソームとは何ですか?
    3. ファルテアの化粧水と美容液は何が違う?
    4. リポソーム発酵ドリップ™とは?
    5. リポソームとナノ化は同じですか?
    6. 敏感肌でも使えますか?
    7. コスメデコルテのリポソームとは何が違いますか?
    8. ファルテアの価格はいくら?
    9. 開封後の保管で気をつけることは?
    10. あわせて読みたい

ファルテア(FERTHÉA)とは:一言で言うと

ファルテア(FERTHÉA)とは、クラシエが開発した「リポソーム発酵ドリップ™」配合のスキンケアシリーズです。2026年6月29日に発表され、同年9月11日に発売されました。

ラインナップは「保湿ローション」「保湿セラム」「保湿クリーム」の3品です(クラシエのプレスリリースと薬事日報の報道にもとづく)。化粧水・美容液・クリームが揃っているので、シリーズでライン使いできます。

クラシエのスキンケアとしての位置づけ

クラシエと聞くと、「いち髪」「HIMAWARI」「ココンシュペール」などのプチプラヘアケアを思い浮かべる人が多いはず。もともとはヘアケアに強いメーカーという印象でした。

その流れが変わったのが、スキンケアシリーズ「肌美精」の人気です。ファルテアはその延長線上にある新作で、「リポソーム」という技術名を前面に出している点で、肌美精とは打ち出し方の異なるシリーズといえます。

価格帯はプチプラ

化粧品解説系の動画・ブログでは、3品とも2,000円を超えない価格と紹介されている例があります(2026年10月時点の参考情報)。ただしメーカー価格は3品ともオープン価格で、販売店によって異なります。購入前に各店の税込価格を確認してください。

リポソームと「リポソーム発酵ドリップ™」の仕組み

リポソームとは、生体膜と同じリン脂質の二重層でできた微小なカプセルのことです。もともとは医薬品の分野で、成分を目的の場所へ届けるドラッグデリバリーシステム(DDS)の技術として研究されてきました。

リポソームはなぜ「カプセル」になるのか

リン脂質は、水になじむ頭の部分と、油になじむ尾の部分を両方持っています。水の中では尾どうしが内側を向いて並ぶため、自然と二重の膜ができるんです。

この膜が球状に閉じると、内側の水の部分に水溶性の成分を、膜の中に油溶性の成分を抱え込めます。細胞膜と同じ種類の素材でできているので、肌の角層となじみやすいカプセル設計になっています。

単層リポソームと多層リポソームの違い

リポソームには、膜が1枚だけの「単層リポソーム」と、膜が玉ねぎのように何層も重なった「多層(多重)リポソーム」があります。どちらになるか、どのくらいの大きさになるかは、素材や製法によって変わります。

比較項目 単層リポソーム 多層リポソーム
膜の数 1枚 複数枚が同心円状に重なる
水溶性成分を抱える場所 中心の水の部分が広い 膜と膜のすき間に何層にも分かれて入る
油溶性成分を抱える場所 膜1枚分 膜の数だけ増える
よく語られる特徴 粒子を小さくしやすい 外側から順にほどけるイメージで「徐放」と説明されることがある

ファルテアのリポソーム発酵ドリップ™は、クラシエの発表では「多層」リポソームです。水溶性・油溶性の両方の成分を何層にも分けて抱えられる構造である点が、設計上のポイントといえます。

リポソームはいつから知られている技術か

リン脂質が水中で閉じた膜構造をつくることは、1960年代にイギリスの研究者アレック・バンガム(Alec Bangham)らが報告したことが知られています。その後、医薬品分野で成分を包んで運ぶ技術として研究が進み、化粧品にも応用されるようになりました。つまりリポソームは「新しいバズワード」ではなく、半世紀以上の研究の蓄積がある技術です。新しいのは技術そのものではなく、「何を、どんな構造で包み、どう安定させたか」という部分です。

リポソームが化粧品で扱いにくい理由

リポソームは、化粧品の中で安定して配合し続けるのが難しい成分です。一般的に、次のような課題があるとされています。

  • 酸化・分解:リン脂質は空気や光、温度の影響で劣化しやすい
  • 融合・凝集:カプセルどうしがくっついて大きくなり、構造が崩れることがある
  • 中身の漏れ:保管中に内包した成分が外へ漏れ出すことがある
  • ほかの成分との相性:界面活性剤やエタノールなど、膜を壊しやすい成分と同じ処方に入れる工夫が必要

だからこそ、リポソームを化粧品に応用した先駆けとして、コスメデコルテの「リポソーム アドバンスト リペアセラム」が今も知られています。プチプラ価格帯でリポソームを前面に打ち出すのは、処方技術の面でハードルが高い挑戦だといえます。

リポソーム化粧品を選ぶときの見方

化粧品で「リポソーム配合」と訴求するには、本当にリポソームだと言えるだけの根拠が必要です。クラシエは本成分の多層構造を電子顕微鏡で確認したと発表しています。製品を比較するときは、各社が公開する構造や試験条件を確認しましょう。

リポソームを打ち出した化粧品を選ぶときは、パッケージの「リポソーム」という表記だけで判断しないのがコツです。メーカーが構造や試験条件について、どのような情報を公開しているかを確認するのがおすすめです。

リポソーム発酵ドリップ™は何が新しいのか

リポソーム発酵ドリップ™は、2種の発酵成分を多層リポソームの中に内包した、クラシエ独自の成分です。「世界初」は、指定した5成分の組み合わせについての2026年5月時点の自社調査に基づく表現です。

もうひとつのポイントは、研究発表です。クラシエは研究リリースで、次の内容を報告しています。

  • 多重層(リポソーム)構造の電子顕微鏡での確認
  • 試験条件下で角層への浸透を示唆する結果
  • 内包した成分がゆっくり放出される「徐放」は、仕組みとして考えられると説明
  • 単回使用試験での角層水分量などの評価(市販品の長期使用効果を示すものではありません)

これらはいずれも試験条件下の報告で、実際の使用感や効果には個人差があります。研究発表を公開している点が、ファルテアの特徴のひとつです。

成分を「届ける」技術の比較:リポソーム・ナノエマルション・ラメラ構造

化粧品には、リポソーム以外にも「成分を角層に届けやすくする」ための技術がいくつもあります。パッケージでよく見かける表現と、その中身を編集部で整理しました。いずれも一般的な整理で、実際の性質は製品ごとの処方によって異なります。

技術 構造のイメージ 主な素材 抱えやすい成分 パッケージでの表現例 見るときの注意点
リポソーム リン脂質の二重膜でできた中空のカプセル リン脂質(レシチン類) 水溶性・油溶性の両方 「リポソーム」「多重層カプセル」 構造確認のデータが公開されているか
ナノエマルション 油の粒を非常に小さくして水に分散させたもの 油分+乳化剤 主に油溶性 「ナノ化」「ナノ処方」 粒子径の測定条件が示されているか
ラメラ(液晶)構造 油と水が層状に交互に並んだ構造 セラミド類・脂肪酸・高級アルコールなど 保湿成分全般 「ラメラ構造」「角層類似構造」 どの成分で層をつくっているか
ニオソーム リポソームに似た膜構造を非イオン性界面活性剤でつくったもの 非イオン性界面活性剤 水溶性・油溶性の両方 「ベシクル」「カプセル化」 リポソームと混同されて紹介されていないか
マイクロカプセル 成分を殻で包んだ目に見える〜微小な粒 ポリマー・ワックスなど 色素・油溶性成分など 「カプセル配合」「ビーズ」 リポソームとは別物と理解する

表を見るとわかるように、「カプセル」と呼ばれるものの中身はさまざまです。リポソームの特徴は、肌の細胞膜と同じ種類の素材(リン脂質)で、水溶性と油溶性の両方を抱えられることにあります。一方で、ナノエマルションやラメラ構造にもそれぞれの良さがあり、どれが一番優れているという単純な話ではありません。自分の肌に合うかどうかは、技術名よりも実際の使用感で判断するのが現実的です。

「リポソーム」と「リポソームっぽいカプセル」の違い

「リポソーム」という言葉自体は、特定の規格で厳密に守られた表示ではありません。そのため、根拠の示し方には製品ごとに差があります。編集部がリポソーム化粧品の情報を確認するときに見ているポイントを表にまとめました。

確認ポイント 根拠が示されている例 判断が難しい例
構造の確認 電子顕微鏡の観察結果や粒子径データを公開している カプセルのイメージイラストのみ
素材 リン脂質由来の成分が全成分表示で確認できる 素材についての説明がない
試験の条件 被験者数・単回か連用か・測定項目が書かれている 「浸透」「実感」とだけ書かれ、条件が不明
表現の範囲 「角層まで」と届く範囲を明示している 「肌の奥まで」など範囲があいまい

なお、日本の化粧品の広告では、浸透を表現する場合は「角層まで」の範囲にとどめるのが原則です。「肌の奥深くまで届く」と読める表現が多い製品は、根拠の示し方を慎重に確認したほうが安心です。ファルテアについては、クラシエが構造確認の方法と試験条件の範囲(角層・単回使用試験)を示している点で、表の左側に近い情報開示といえます。

全成分表示で見るポイント(成分解析)

リポソーム化粧品かどうか、どんな発酵成分が入っているかは、パッケージ裏の全成分表示からある程度読み取れます。ここでは一般的な見方を紹介します。ファルテア各品の全成分は、編集部が執筆時点で一次情報として確認できていないため、購入前に実物のパッケージで確認してください。

リン脂質系の成分

リポソームの膜の材料になるのがリン脂質です。全成分表示では、レシチン、水添レシチン、リゾレシチン、水添リゾレシチンなどの名称で表示されることが多く、大豆や卵黄に由来するものが一般的です。「水添」は水素を付加して酸化しにくくしたもので、化粧品の中での安定性を高める目的で使われます。

膜を安定させる成分

リポソームの膜を安定させる目的で、フィトステロールズやコレステロールなどのステロール類が併用されることがあります。膜の硬さ(流動性)を整え、カプセルが崩れにくくなるよう働くと考えられています。ただし、これらは乳液やクリームの基剤としても使われる成分なので、入っているからといってリポソームだと断定はできません。

発酵成分の表示名

発酵成分とは、酵母や乳酸菌などの微生物の働きで原料を変化させて得られる成分のことです。発酵の過程でアミノ酸や有機酸などが生まれることがあり、保湿や肌をすこやかに整える目的で配合されます。全成分表示では「○○発酵液」「○○発酵エキス」「○○培養液」といった名称になるのが一般的です。ファルテアに使われている2種の発酵成分が具体的に何かは、パッケージの表示で確認しましょう。

全成分表示の読み方の基本

日本の化粧品の全成分表示は、原則として配合量の多い順に並んでいます。ただし、配合量が1%以下の成分は順不同で記載してよいルールです。そのため、後半に書かれている成分どうしの順番だけで「どちらが多いか」を判断することはできません。リポソームの素材や発酵成分は、全成分表示の中盤〜後半に出てくることが多いので、名前を探すように読むのがコツです。

ファルテアの化粧水と美容液の違い

ファルテアの化粧水(保湿ローション)と美容液(保湿セラム)の違いは、スキンケアの中での役割です。化粧水は洗顔後の肌に最初に水分を与えるもの、美容液はその後に重ねて集中的にケアするものになります。

「同じシリーズなら、化粧水と美容液のどちらか1本でいいのでは?」と思いませんか?ところが、2つは同じ特徴成分を配合していても、担当するステップが違うんです。下の表で、3品の役割を整理しました。

比較項目 保湿ローション 保湿セラム 保湿クリーム
カテゴリ 化粧水 美容液 クリーム
使う順番 1番目 2番目 3番目
主な役割 水分補給 集中ケア うるおいを閉じ込める
共通の特徴 リポソーム発酵ドリップ™ リポソーム発酵ドリップ™ リポソーム発酵ドリップ™
向いている人 まず1本試したい人 化粧水だけでは物足りない人 乾燥が気になる人

各品の詳しい配合成分は、本記事の執筆時点で編集部が一次情報として確認できていません。そのため、上の表は一般的なスキンケアの役割分担にもとづいて整理しています。

一般的な化粧水・美容液・クリームの違い

一般的に、化粧水は水分が多くさらっとしたテクスチャーで、肌全体を素早くうるおす役割を担います。美容液は化粧水より保湿成分などを高い濃度で配合していることが多く、とろみのある質感で、気になる部分に重ねて使うのに向きます。クリームは油分を含み、肌表面に膜をつくって水分の蒸発を防ぐ「ふた」の役割です。同じリポソーム発酵ドリップ™配合でも、こうした基剤の違いによって使用感や得意な役割が変わると考えておくと選びやすくなります。

どれを選ぶべきか

1本だけ試すなら、まずは保湿ローションがおすすめです。化粧水はスキンケアの最初のステップなので、今のケアに組み込みやすいのが理由。手持ちの化粧水と入れ替えるだけで、ファルテアの使用感を確かめられます。

化粧水はすでに気に入ったものがある人は、保湿セラムを追加するほうが合理的です。乾燥が強い季節なら、最後にクリームまで重ねるライン使いが向いています。

肌悩み別ガイド:あなたに合うファルテアの取り入れ方

「結局、自分はどれから使えばいいの?」という人のために、よくある肌悩みを5つのタイプに分けて、取り入れ方の目安をまとめました。肌の状態には個人差があるので、あくまで選ぶときの参考にしてください。

タイプ よくあるサイン おすすめの組み合わせ ポイント
A:全体的に乾燥しやすい 洗顔後すぐにつっぱる、粉をふく ローション+セラム+クリーム 最後のクリームでうるおいを閉じ込める
B:べたつくのに乾燥も感じる Tゾーンはテカるが頬はカサつく ローション+セラム(クリームは頬だけ) 油分は部分使いで調整する
C:季節の変わり目にゆらぎやすい いつものケアでピリつくことがある ローション1本から 一度に複数を変えず、1品ずつ様子を見る
D:今の化粧水に満足している 化粧水は替えたくないが何か足したい 手持ちの化粧水+セラム 美容液だけ足すのが一番変化が少ない
E:とにかく手軽に済ませたい ステップを増やしたくない ローション+クリーム 美容液を省いて2ステップに

タイプCに当てはまる人は特に、新しいアイテムを一度に複数取り入れないことが大切です。もし肌に合わないと感じたとき、どのアイテムが原因かわからなくなってしまうからです。1品を1〜2週間ほど使って様子を見てから、次の1品を足すくらいのペースが安心です。

セルフチェック:ファルテアを試す前に確認したいこと

購入前に、次の項目をチェックしてみてください。当てはまる数で、取り入れ方の目安がわかります。

  • ☐ 洗顔後、何もつけないと5分以内につっぱりを感じる
  • ☐ 夕方になると頬や口元がカサつく
  • ☐ 今の化粧水だけでは物足りないと感じる
  • ☐ 秋冬になるとスキンケアの量を増やしたくなる
  • ☐ 「リポソーム」という技術を手頃な価格で試してみたい
  • ☐ 過去に化粧品で赤みやかゆみが出たことがある
  • ☐ ピーリングやレチノールなど、刺激を感じやすいケアを最近始めた
チェック結果の目安
・上から5項目のうち3つ以上:乾燥対策の優先度が高め。ローション+セラム、またはクリームまでのライン使いを検討
・上から5項目のうち1〜2つ:まずはローション1本で使用感を確かめる
・下の2項目のどちらかに当てはまる:パッチテストを行い、ほかのケアを変えるタイミングと重ならないよう1品ずつ取り入れる

スキンケアでのファルテアの使い方

ファルテアは、洗顔後に化粧水→美容液→クリームの順で重ねて使うのが基本です。3品ともリポソーム発酵ドリップ™を配合しているので、どの組み合わせでもシリーズの特徴を取り入れられます。

朝と夜の基本手順

手順そのものは、一般的なスキンケアと変わりません。

  1. 洗顔後、保湿ローションを手のひらかコットンで顔全体になじませる
  2. 保湿セラムを、乾燥が気になる部分を中心に重ねる
  3. 保湿クリームでうるおいを閉じ込める(朝は量を控えめに)
  4. 朝はこの後に日焼け止め・メイクへ進む

朝・夜のタイムテーブル

ステップ 朝 夜 コツ
1. 洗顔 ぬるま湯または洗顔料でやさしく メイク落とし→洗顔 こすらず、タオルは押し当てて水気をとる
2. 保湿ローション 顔全体に 顔全体に(乾燥が気になれば重ねづけ) 洗顔後は時間をあけずにつける
3. 保湿セラム 乾燥部分を中心に 顔全体+乾燥部分に重ねる 手のひらで包むようになじませる
4. 保湿クリーム 少量を薄く 頬・口元を中心にしっかり べたつきが気になる部分は量を減らす
5. 仕上げ 日焼け止め・メイク そのまま就寝 朝はクリームがなじんでから日焼け止めへ

使用量や使用頻度は、各製品のパッケージ表示に従ってください。秋から冬にかけては、空気の乾燥で化粧水だけでは物足りなくなりがちです。今の時期に始めるなら、セラムかクリームを1品足すと季節に合ったケアになります。

重ねづけをきれいになじませるコツ

次のアイテムを重ねる前に、手のひらで顔を軽く包んで、前のアイテムがなじむのを待つのがポイントです。表面がまだ濡れている状態で次を重ねると、ムラになったりべたつきを感じたりしやすくなります。コットンを使う場合は、たっぷり含ませて肌をこすらないようにしましょう。摩擦は乾燥や肌あれのきっかけになりやすいからです。

手持ちのアイテムと組み合わせる場合

ファルテアをすべてそろえる必要はありません。たとえば「洗顔料と日焼け止めは今のまま、化粧水だけファルテアに替える」という取り入れ方でも十分です。ピーリング系の化粧品やレチノール配合品など、刺激を感じやすいアイテムを使っている人は、新しく始めるタイミングをずらすと、肌の変化に気づきやすくなります。

新しいスキンケアを使い始めるときは、腕の内側などでパッチテストをしてから顔に使うと安心です。赤み・かゆみ・ヒリつきが出た場合は使用を中止してください。症状が続くときは、皮膚科への相談をおすすめします。

リポソーム化粧品のよくある誤解

誤解1:リポソームなら肌の奥まで届く

化粧品が働きかけるのは、肌の一番外側にある角層までです。リポソームは角層になじみやすい設計の技術ですが、「肌の奥深くまで届く」ものではありません。クラシエの発表も「角層への浸透を示唆する結果」という範囲の表現です。

誤解2:リポソーム配合なら誰にでも合う

リポソームは技術の名前であり、肌への合い方を保証するものではありません。同じ製品でも、肌質やその日のコンディションによって感じ方は変わります。「リポソームだから大丈夫」と考えず、ほかの化粧品と同じように様子を見ながら使いましょう。

誤解3:価格が高いリポソーム化粧品ほど効果が高い

価格には、配合成分だけでなく、容器・ブランド・販売チャネルなど多くの要素が反映されます。デパコスとプチプラのどちらが自分に合うかは、価格だけでは判断できません。比べるときは、価格よりも「メーカーが何を公開しているか」と「自分が続けられるか」を基準にするのがおすすめです。

まとめ|ファルテアはリポソーム発酵ドリップ™配合の3品

「リポソームって結局どれも同じでしょ」と思っていませんでしたか?実は、名前だけでなく、メーカーがどんな構造や試験条件を公開しているかを見ることが大切です。ファルテアは研究発表を公開しているシリーズです。

  • ファルテア(FERTHÉA)は、クラシエが2026年9月11日に発売した、リポソーム発酵ドリップ™配合のスキンケアシリーズ
  • リポソームとは生体膜と同じリン脂質二重層のカプセル。ナノエマルションやラメラ構造とは素材・構造が異なる
  • クラシエは多層構造の確認や、試験条件下での角層への浸透の示唆などを研究発表している(長期使用効果を示すものではない)
  • 化粧水(保湿ローション)・美容液(保湿セラム)・クリームの3品で、役割はスキンケアの各ステップに対応
  • 全成分表示ではリン脂質系の成分(レシチン類)や「発酵液」「発酵エキス」などの名称を確認できる

迷ったらまず保湿ローションの1本。化粧水に満足している人はセラムから、乾燥が強い人はクリームまでのライン使いがおすすめです。リポソームという技術の価値をまず知りたい人は、先駆けのコスメデコルテと比べてみると、ファルテアの立ち位置がつかみやすくなります。

この記事で紹介したおすすめアイテム

製品名 おすすめの理由
クラシエ ファルテア 保湿ローション リポソーム発酵ドリップ™配合の化粧水。今のケアに組み込みやすく、シリーズ最初の1本に向く
クラシエ ファルテア 保湿セラム 化粧水の後に重ねる美容液。手持ちの化粧水を変えずにリポソーム発酵ドリップ™を取り入れたい人向け
コスメデコルテ リポソーム アドバンスト リペアセラム リポソームを化粧品に応用した先駆けとして知られるデパコス美容液。リポソーム化粧品の比較基準になる1本

よくある質問(FAQ)

ファルテアとリポソームについて、よく寄せられる疑問をまとめました。

ファルテア(FERTHÉA)はどこのメーカー?

「いち髪」「HIMAWARI」などのヘアケアで知られるクラシエのスキンケアシリーズです。2026年6月29日に発表され、9月11日に発売されました。

リポソームとは何ですか?

生体膜と同じリン脂質の二重層でできた微小なカプセルです。医薬品分野では、成分を届けるドラッグデリバリーシステムとして研究されてきました。

ファルテアの化粧水と美容液は何が違う?

役割の違いです。保湿ローション(化粧水)は洗顔後最初の水分補給、保湿セラム(美容液)は化粧水の後に重ねる集中ケアを担います。どちらもリポソーム発酵ドリップ™を配合しています。

リポソーム発酵ドリップ™とは?

2種の発酵成分を多層リポソームに内包した、クラシエ独自の成分です。同社は多層構造の確認や、試験条件下で角層への浸透を示唆する結果を研究リリースで報告しています。

リポソームとナノ化は同じですか?

同じではありません。ナノ化(ナノエマルションなど)は主に油の粒を小さくする技術で、リポソームはリン脂質の膜でカプセルをつくる技術です。どちらも「成分を届けやすくする」目的で使われますが、構造と素材が異なります。

敏感肌でも使えますか?

肌への合い方には個人差があるため、一概には言えません。敏感に傾きやすい人は、腕の内側などでパッチテストを行い、1品ずつ取り入れて様子を見るのがおすすめです。

コスメデコルテのリポソームとは何が違いますか?

どちらもリポソームを打ち出した製品ですが、内包する成分や処方、価格帯が異なります。コスメデコルテはリポソーム化粧品の先駆けとして知られるデパコス、ファルテアはプチプラ価格帯でリポソームを前面に出したシリーズという位置づけです。

ファルテアの価格はいくら?

3品ともメーカー価格はオープン価格です。販売店によって価格が異なるため、購入前に各店の税込価格を確認してください。

開封後の保管で気をつけることは?

一般的に、リポソームの素材であるリン脂質は光や熱の影響を受けやすいため、直射日光や高温多湿を避けて保管するのが基本です。使用期限や保管方法は、各製品のパッケージ表示に従ってください。

肌への合い方には個人差があります。使用中に異常を感じた場合は使用を中止し、皮膚科への相談をおすすめします。

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執筆・編集: 美容図鑑編集部 / 公開日: 2026-10-14 / 最終更新: 2026-10-14

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